2013年2月2日土曜日

6年目 2017-18シーズン カップ戦・CLは佳境へ + ロシアW杯展望

各国カップ戦・UEFA チャンピオンズリーグは佳境へ

ぺスカーラ 決勝T 1回戦PSGにアウェイで完敗
チャンピオンズリーグ グループリーグCを1位で通過したペスカーラは、初戦は毎年カタールのオイルマネーにより¥100億近くの補強を敢行するPSG。昨年のCL準優勝チームだ。

PSGは全選手注目すべきクラスの選手なのだが、その中でも注目したのが35歳Bacary Sagna。そう、数年前にアーセナルからPSGに戦力外にした仏代表のサイドバックだ(注: リアルではアーセナルのレギュラー)。
元アーセナルのBacary Sagnaは逆襲とばかり大活躍し2アシスト
初戦はアウェイで、そのBacary Sagnaが大逆襲と言わんばかりに大車輪の活躍をし、57分までにリアルでもPSGで活躍するThiago SilvaPastoreのゴールを含む3-0とリードされた。アウェイとはいえ全く歯が立たなかったのである。それでも70分にカメルーン代表のFabrice Olingaの得点で1-3として、なんとか第2戦ホームでの戦いに望みをつないだ。
唯一の良いニュースが絶対的なサイドバックであるクリシーが大けがをして次戦が絶望になったことだった・・
歴然のスコア

ビッグネームが並ぶPSG


ホームでPSGを圧倒!
先に言っておこう、筆者はリセットは何が起こってもしない主義だ。例え勝っていた試合後にクラッシュしてしまって(よくある)、再試合で負けてもけが人が出てもである。

アウェイ戦から3週明けて対PSGホーム戦。アウェイでもぎ取ったゴールの1点があるので、2-0で勝てば準々決勝進出である。
その前に実はこの試合で大ボケをかましてしまった。普段のセリエAのサブ12人制と勘違いし、最も必要なサブ7人を選び忘れるどころか、けが人の2人の枠を埋めることすらせず、微妙なサブ5人で試合に入ってしまったのである。

こんなの初めて サブ5人
当然下馬評は第1戦の2点のリードもあり、実力も上のPSGが勝ち抜けるという見方が多かったが、フタをあけてみると終始ペスカーラがゲームを支配した。
結果、絵に描いたような形で2-0で勝利しアウェイゴールの差でペスカーラが準々決勝に駒をすすめることになった。リードしていたとはいえ、1点でも取られたら負けてしまう状況だったこととサブが微妙だったことで、スタメンを交代させるのが怖くて終了間際までスタメンのまま戦ってしまった。
ゲーム内容でも完勝
終了間際まで怖くて選手を変えられず


見事大金を手に!












MoMは2ゴールを上げたTommy Brown。 1トップのレギュラーFabrice Olingaの影に隠れ、中々トップでの起用はできず主に左ウィングの位置での出場となってしまっているが、ここまでそのFabrice Olingaよりも多くの得点を決めている。昨年のセリエA最優秀若手選手。A代表への期待も高まっているようだが、いまだ呼ばれない。というか☆の数の少なさが気になる・・。




エルクレス コパ準決でバレンシアに快勝
時は少し遡るが、エルクレスはスペイン国内のカップ戦でマラガ、ベティス、サラゴサという1部のチームをなぎ倒し、何と2部のチームながらEL出場が射程圏の準決勝まで駒を進めていた。これまでは降格ライン前後の3チームだったが、今度は1部で現在3位のバレンシアとホーム&アウェイで対戦。

初戦はバレンシアのホームにて。前半22分に先制されるも前半終了間際にコーナーからCBのBarry MacDonaldが同点弾を叩き込み試合は振り出しへ。後半もセットプレーからMacDonaldの逆転ゴールとなるヘッドとさらにもう1点を加え、意外にも3-1でアウェイをものにしたのだった。
ポゼッションもシュート数もエルクレスの方が下回ったが、バレンシアは枠内へのシュートがたったの2本だったのが敗因か。1週間後のホーム第2戦では1-1と引き分けたが余裕とも言える内容で決勝進出を決めた。

一応ライバルクラブ同士のようで試合は結構荒れた
アーセナルは全て順調
エルクレスとペスカーラに若手を大量に貸し出している親会社アーセナルは今年も順調にプレミアを独走しリーグカップも制した。FAカップも順調に勝ち上がっており、、CLは決勝T初戦のボルシアMGに合計6-1で快勝し準々決勝に駒を進めた。
どうせなので準々決勝の組み合わせでは、ペスカーラとの対決は避けたい。



今年はロシアW杯

今年2018年はシーズン後にロシアW杯が開催される。代表に定着している中堅以上はよしとして、20歳前後のワンダーボーイズがメンバーに食い込むため一喜一憂しているところだ。3月に行われた親善試合では新たに数名がA代表に招集された。

アーセナル Bruno Rodrigues フランスA代表に初招集
3年前にフランスのオゼールから獲得したDMだが、今年から初めてアーセナルでプレイ。レギュラーボランチのスペイン代表Kokeの大怪我もありレギュラー級の扱いをしてたら、A代表に呼ばれた。なお、親善試合への出場はなく初キャップとはいかなかった。





Jamie Barretがイングランド代表に招集
こちらはアーセナル生え抜きのワンダーボーイのサイドバック。ユースから出た昨季はペスカーラで活躍。今季はブラジル代表のDaniloが怪我で出遅れ、アーセナルのレギュラーを奪取し活躍中。同世代の高速サイドバック3人からなるスーパーカートリオのひとり。一方で有力とされていたアーセナルユース同期入社のST Mick Morrisは選外。アーセナルからはウィルシャーやチェンバレン等計7人がイングランド代表へ名を連ねている。
98年生まれ スーパーカートリオの一人
アーセナルで活躍も選外
アーセナルユースの16歳KociがチェコA代表に
アーセナルのユース契約の有望なサイドバックJaroslav KociがチェコA代表に招集され初キャップを記録した。チェコは予選で敗退したためW杯は出られない。

とはいえ、チェコは欧州予選で負けてW杯には出られない

José AntonioがスペインA代表に定着
2季連続でペスカーラの中盤のユーティリティプレイヤーとして活躍するワンダーボーイJosé Antonioが連続でスペインA代表に招集され、ブスケッツと並んでボランチのレギュラーを獲得しつつある。しかし、何とスペイン代表もW杯予選で敗退のためロシアW杯には出られず。



Giuliano Mazzola ここに来てイタリア代表から外れる
10代で最も早く強豪国のA代表に招集されていたこのサイドバックは、W杯前になって初めて選外に。A代表で同ポジションのレギュラーは何とアーセナルで好調のDe Sciglio。
スーパーカートリオのひとり
未発表のブラジル代表 有望ワンダーボーイ 招集されるか
現在4人のシニア選手がブラジル代表に招集されているが、他の若手がメンバーに招集されるかが注目されている。以下4選手がその候補。

1. Bocao アーセナル CB
昨季のアーセナルでの活躍から既にAマッチに2試合出ている。今季もアーセナルではレギュラーとして活躍しているため、恐らくA代表当確。



2. Alonso ペスカーラ AM/MC
前々から注目株として紹介していたが未だ未招集。呼ばれる気配すらない。


3. Anselmo ペスカーラ ST/AMR
こちらもペスカーラにレンタル中のワンダーボーイ。ペスカーラでもレギュラーではないので厳しいか。


4. Lincoln ペスカーラ CB
最も代表に近いと思われるCB。ペスカーラでは不動のCBとして好成績を収めている。代表発表の際には毎度噂になるのだが、今のところまだ呼ばれたことはない。






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